高分子と低分子の違い

フコダイン絵フコイダンは、硫酸化フコースを多く含んだ高分子多糖類です。フコースとは、フコイダンのパワーの源である、硫酸基やウロン酸が結合した多糖類のこと。フコースなどの糖類が10個以上つながったものがフコイダンであり、10個以上の糖が脱水結合したできた糖類を指す多糖の定義も満たしています。フコイダンならではの特長といえるのが、分子量が500より上位にあたる高分子多糖類であること。ところが、最近、低分子化、ナノ化などと呼ばれる加工法によるフコイダン製品が出回り始めているのです。

低分子化、ナノ化された成分は、単純に吸収されやすいのがメリットと考えられています。フコイダンの場合も、分子量を500以下に超低分子化すれば、吸収力が高まるという考えから、低分子のフコイダン製品が出回るようになりました。本来、フコイダンの分子量は数万以上で高分子なのが特徴です。これを低分子にしてしまうと、糖としては2~3個しか結合せず、多糖類にも当たらなくなります。フコイダンと呼べるのかどうかも、疑わしくなってきます。

フコイダンの健康効果については、さまざまな結果が報告されています。これらは全て、高分子多糖類としてのフコイダンを用いての実験結果。低分子のフコイダンによる研究結果ではないことに、注目しておいたほうがよいでしょう。

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